こんにちは。タブレットが大好きな中年です。
5月7日に配信が開始されたGalaxy Note 10.1(2012)lollipopカスタムROM(OmniROM)のGT-N8013用を先日ご紹介させていただきましたが、間髪空けずに5月10日にバージョンアップ版が配信されていました。早速試してみました。
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OmniROM
OmniROMについては以前の記事をご参照ください(記事にて5月7日配信版をご紹介しています)
以下、実際に行った実装手順、動作検証、ベンチマーク結果をレポートしてみたいと思います。
尚、本作業を実施すると、メーカーの保証がなくなります。また、作業ミスがあった場合、最悪壊れます。試すなら自己責任でお願いします。
OmniROMの実装
以下の手順で実装できました。最初から導入することを想定して書きましたので、カスタムリカバリー等、既に導入済の方は、必要に応じて読み飛ばしてください。
パソコンでの作業
必要となるファイルの準備
下記ファイルを事前にダウンロードして、パソコンの任意の場所に保存しておきます。
- カスタムROM(今回の主人公)
- Gapps(Googleのアプリ)
- カスタムリカバリー(システムの初期化、OSの書換などを行うツール)
- Odin3(カスタムリカバリーを焼くときに使うツール)
- USBドライバー(Kies導入済なら入っていますので不要)
カスタムリカバリーを焼く
- GT-N8013をダウンロードモード(※)で起動、パソコンに接続
- パソコンでOdinを起動して、カスタムリカバリーを「AP」に指定して焼く
- 成功するとGT-N8013が再起動する
※別記事をご参照ください。
GT-N8013のSDカードに必要なファイルを準備する
- GT-N8013のSDカードにカスタムROM、Gappsをコピーする
- GT-N8013の電源を落とす
- USBケーブルを抜く
後続の作業に続きます。
GT-N8013での作業
実装手順
以下の手順は、TWRPを使った場合の手順になります。
- リカバリーモード(※)で起動
- 「Backup」で全データをバックアップ
- 「Wipe」→「Advanced Wipe」でDalvik Cache、Cache、System、Dataにチェックを入れ、実行
- 「Install」で事前に準備したカスタムROMを指定して実行
- 「Install」で事前に準備したGappsを指定して実行
- 再起動
※別記事をご参照ください。
これで準備完了です。初回起動は少々時間がかかりますので、慌てずに待っていてください。
動作確認
短期間でのバージョンアップですので、新機能追加などは望めないと思いますが、一通り確認してみることにします。
基本機能
ブラウザ、手書き入力、YouTube視聴を試しました。
ブラウザでYouTubeが視聴できない不具合は解消されていませんでした。他は問題ないです。
(ブラウザでのYouTube視聴不可)
独自カスタマイズ機能
前回ご紹介から変更は、私が見た限りではなさそうです。
カメラの不具合は相変わらず
カメラをタップすると再起動してしまいます。CyanogenModのCM12.1では対応できていますので、早期の改善を望みたいところです。
マルチウインドウ機能、S-Pen
サムソンといえばマルチウインドウ、Galaxy NoteといえばS-Penなのですが、残念ながら実装されていません。
お約束のベンチマーク
AnTuTuのベンチマークを計測してみました。25176でした。前回配信バージョンと比較して1%のダウンです。誤差の範囲です。
OmniROM(今回)25176
OmniROM(前回配信版)25365
まとめ
前回配信から間髪空けずにリリースしてきたので、新機能追加などは期待していませんでしたが、思ったとおりでした。
あと、気がついたら、パソコンとのファイル授受がいつの間にか問題なくできるようになっていました(いつ治った?)
技術力のあるOmniROMですので、今後に期待します!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。