Galaxy Note 10.1(2012)

Galaxy Note 10.1(2012)GT-N8013用lollipopカスタムROM(BlissPop)

Galaxy Note10.1のlollipop、GT-N8013その2

こんにちは。タブレットが大好きな中年です。
今日は、連日有志の手によって公開が続いているlollipopカスタムROMの中から、Galaxy Note 10.1(2012)GT-N8013向けのカスタムROM、BlissPop3.1をご紹介させていただきます。このROM、かなりカスタマイズが可能みたいです。出来が気になります。

スポンサーリンク

BlissPopとは

このカスタムROMは、CyanogenModのカスタムROM、CM12.1に独自機能を追加して組み上げられています。

独自のカスタマイズは多岐にわたり、「Omniスイッチ」という気になる設定もありました。

早速、実装から解説していきます。

尚、本作業を実施すると、メーカーの保証がなくなります。また、作業ミスがあった場合、最悪壊れます。自己責任でお願いします。

BlissPopの実装

導入まとめ

特段注意する点はなく、XDAフォーラムの説明通りで導入できました。

事前準備

カスタムリカバリー(※)を導入し、そのあとに以下のファイルをタブレットのSDカードにコピーしておきます。

※カスタムリカバリー:システムの初期化、OSの書換などを行うツール。Galaxy Note 10.1で利用可能なカスタムリカバリーはいくつか存在しますが、使い勝手の良いTWRPをここではお勧めします。

実装手順

全て、タブレット上で完結します。以下の手順は、TWRPを使った場合の手順になります。

  • リカバリーモード(※)で起動
  • 「Backup」で全データをバックアップ
  • 「Wipe」→「Advanced Wipe」でDalvik Cache、Cache、System、Dataにチェックを入れ、実行
  • 「Install」で事前に準備したカスタムROMを指定して実行
  • 「Install」で事前に準備したGappsを指定して実行
  • 再起動

こちらの記事をご参照ください。

動作確認

基本機能

ブラウザ、手書き入力、YouTube視聴を試しました。いずれも問題なく動作しました。ベースとなっているCM12.1も問題なかったので、まぁ順当かなと。

問題のカスタマイズ機能

このカスタムROMは、ここでは書ききれないくらい、かなり細かい点までカスタマイズできます。

その中でも特に面白いと思った機能を二つご紹介します。

一つ目は「App circle bar」です。普段使うアプリを設定画面で登録すると、半円のようなバーを出現させることが出来ます。ランチャーみたいなものですね。

(画面右がApp circle bar)

Galaxy Note10.1のlollipop、GT-N8013その3

 

二つ目は「Omniスイッチ」です。スイッチをスワイプすると、メモリ上に展開しているアプリの一覧が表示され、タップすることによりアプリを切り替えたり、終了させることができます。

(Omniスイッチを押した直後の画面)

Galaxy Note10.1のlollipop、GT-N8013その4

 

マルチウインドウ機能

残念ながら、実装されていません。「Omni」というキーワードが設定画面ででてきたので少し期待したのですが、設定画面にはマルチウインドウ機能はありませんでした。

S-Pen

エアコマンドは起動しませんでした。今後に期待ということで。

お約束のベンチマーク

AnTuTuのベンチマークを計測してみました。25722でした。このカスタムROMの元となっているCyanogenModのCM12.1とほぼ同一のスコアです。

BlissPop3.1(lollipop5.1)25722

Galaxy Note10.1のlollipop、GT-N8013その5

 

まとめ

カスタマイズ項目が多いので、ひょっとしたらマルチウインドウ機能が搭載されているかもと思ったのですが、残念ながら搭載されていませんでした。

動作は安定していますので、今後の進化に期待したいところです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

Samsung Galaxy Note 10.1 (16GB, Wifi, White) - 並行輸入品
Samsung
売り上げランキング: 50,209

-Galaxy Note 10.1(2012)
-, , , ,